トレードエントリー前後の思考パートⅠ

トレード手法

AUD/JPY(豪ドル/円)1時間足

上の赤の水平線80.851付近は週足で強い節目が出ている場所でもある。

80.851付近から下の水平線79.509付近まで下がっていったん止まったが、

それからまた下向き矢印の80.530付近までいかずに3回上げ止まり下落してきたという局面

やはり3回抑えられたということで上昇がむずかしくなった。

4度目の抑えで下落してきたといった局面だが、ここでどうするか本日も考察みていこうと思う。

まず、どこでトレードエントリーをするべきか考えてみたい。

だんだん下がってきたからといって、もっと下がるだろうという考え方を昔はしていた。

しかしながら、チャートにおいてローソク足の動き方で動揺しないほうが良いと最近になって思う。
僕の足りなかった考えかたの1つとして<

僕の足りなかった考えかたの1つとして、すぐに、ローソク足の動きに乗っかってしまうというものがあった。

エントリー場所をチャートをみて探すのだが、チャートをひらいてすぐに、ローソク足の動きの速さでエントリーしてしまうことがよくあったのだ。

ローソク足が早く動くと、自分だけ取り残されてしまうのではないかと、すぐにエントリーしてしまう癖のようなものがあったというもの。

今になって思うのだが、これは良くないトレードの1つだと感じている。

実際にローソク足がどう動こうが、相場はいつも動いているのであせらなくて良いという結論にいたった。

しかしながら動かない相場というのもよくある。

そんな時は、動け動け動いてよー!

とエヴァンゲリオンの主人公みたいなセリフをいってしまうのだが、

そんなの相場は関係ない。

ただ動くだけなのである。

そこで僕が目を大きくして見ているのは、重要なポイントの1つとして「値段」をみることにある。

ロウソク足の形も大事なのだが、値段もとても大事なのだ。

有名なトレーダーがよくいう、値段で相場は動くというのも事実なのだ。

なんだかんだで上がったり下がったりするのだが、大事な値段というもので反転することも珍しくない。

スピードがある動きの時こそ、「値段」があることを忘れてはいけないのだ。

そんなことを考えているまに、ローソク足は少し強めのスピードで下がっている。

ここで考えることはまず・・・

そうそう、先程に出た、「値段」をよく考えてみる。

ここで1つ考えてみたいのは、「値段」の重要な場所はどこなのか?

ということを今一度考えてみたい。

予想ではなく、あくまでも、大事な値段はどこなのかということだ。

この局面だと、下落して2回止まっている一番下の水平線の値段「79.509」付近だ。

一番下で止まった場所まで、今日のチャートのローソク足は下がってくるのだろうか?

そんなのは、誰にもわからないのだが、そう考える意味はもちろんあるのだ。

80.851付近から下がって止まった値段がこの「79.509」という値段。

強い下降から強い買い戻しをした場所だ。

そうなのである、この値段は、強い押しをやってのける強者がいる場所なのだ。

画像の赤い水平線の部分は、暗黒の王とまではいかないだろうが、暗黒の王の手下のまたその弟子ぐらいの強さがあるのかもしれないと感じている値段なのだ。

この弟子のことを今回はたとえ話で「暗黒の魔女の宅急便」とでもしておこう。

暗黒の魔女の宅急便がいるこの場所で、ローソク足はどう向かうのかということを少し考えてみたいと思う。

暗黒の魔女の宅急便がこの場所に存在するのなら、この水平線「79.509」付近でロング(買い)をおこなうのではないだろうか?

僕はそう考えている。

しかしながら、暗黒の魔女の宅急便はこの場所にいないのかもしれない。

もちろん相場には絶対は通用しない。

もし暗黒の魔女の宅急便がいたとするなら魔女はどうするかという話である。

暗黒の魔女の宅急便がもし登場するのなら、買いでエントリーするかもしれないが、その場所まで下がるのだろうか?

もしかしたら画像水平線の赤「79.509」のその場所まで下がってこないかもしれない。

ぶっちゃけ先のことはわからない。

だけど、仮に下がってきたらどう思考していくべきなのかを改めて予定しておこうと思う。

予習とでもいうのだろうか。

しておくにこしたことはないはずなのだ。

もし、79.509まで下がってきたとしたら、ローソク足はどういう形になっているだろうか?

大きいのか、それとも小さいのか?

はやい動きなのか、それとも遅い動きなのか、

時間帯はいつなのか、朝なのか、夜なのか、昼間なのか、

そう考えていくと、いざ下がってきたときに動揺しないで心穏やかな気持ですぐにトレードエントリーができるはずなのだ。

もちろんこの場所まで下がらずに、少し上で止まることも考えられる。

少し上で止まった時はどうすべきか。

少し上で止まったなら、79.503付近からラインをつなげる。

このラインをひくまでは、エントリーはしないとかたく心に決めておく。

なぜなら上がるか下がるかよくわからない場所で、

わからないままエントリーすることだけはやめたほうが良い、自分に再度言い聞かせる。

わからないならエントリーするな。

それが自分のマイルールだ。

わからないのにギャンブル的な賭けトレードもずいぶんしてきたが、資金をすべて失ってきた経験から、
一か八かの勝負はやらないと、かたくなに決めた。

だからギャンブルがしたくなったら、僕の場合は将棋を指すことにしている。

ギャンブルしたくなったら、僕は将棋なのだ。

その理由は、将棋の面白さにハマってしまったのもあるが、
心の逃げどころになにか1つ出来るものを持ったおいたほうが良いと前々から思っていた。

将棋は脳をリセットするためにはとても良いゲームだと感じている、トレードに似た、同じ勝負ともいえることを別分野でなにげなく行うことで、心が浄化されていくのだ。

だから自分のルールのなかに将棋を指すことを組み込んでいるのである。

ルール、ルールとばかりいっていると、映画、トランスポーターの主演ジェイソン・ステイサムが頭の中に浮かんでくるが、フランク・マーティン役のジェイソン・ステイサムは映画の中でルール、ルールといっている。

ルール。

このたった3文字が、トレードを行ううえでとても重要な言葉なのだ。

だが、フランク・マーティンも映画のなかでルールをやぶった。

映画でマーティンは、荷物の中身をみないというルールを破ってしまう。

ルールは守るもので破るものではないのは当然だが、

ルールをやぶってしまう人間の気持ちも否定はできない。

例えば、たばこやお酒をやるのをやめるルールを作ったとしよう。

ルールにしたものの、明日からにしようとか、今日だけとか、

簡単にルールをやぶってしまうのが脳だ。

それだけに、依存というのも克服するのが難しい分野の1つである。

ルールをやぶってしまうのが人間のさがということだろう。

だからこそいま一度、自分のルールを再確認しておくのだ。

トレードは自分1人で迷いと戦っていかなければならないものだ。

だからルールという言葉に想いをよせておかなければならないと認識しておくのだ。

そうこうしているうちに、肝心の値段まで近づいてきた。

と思っていたら、79.620付近で買いポジションの抑えが入ってきた、

さて、ここでどうでるか・・・

結果

結果的に79.612付近で下げ止まり上昇した。

この部分で暗黒の魔女の宅急便が出現したか別の存在が出現したのかは謎だが、

だが、暗黒の魔女の宅急便の仲間が出現したかもしれない。

というのも、暗黒の魔女の宅急便は買いで入ってくる魔女だからだ。

買いが押し寄せるその瞬間。

この瞬間を、僕は待っていたのだ。

とうぜん、79.612付近で下げ止まり8ピップス上昇した79.620付近ですかさずエントリーした。

この局面でためらってはいけない。

ためらうと、もう遅いのだ。

チャートのロウソク足は新幹線や電車のように、さっさと次の駅に行ってしまうのだ。

もし乗りそこねたなら、次の乗ることができる時間まで待たなくてはいけないものである。

その辺りが副業トレードの難しいところである。

専業トレーダーのようにいつでもチャートを見てトレードすることができないのが副業トレーダーだからだ。

さらに、79.509という僕が重要視している場所まで行かなかったのに上昇したというのもポイントだ。

なぜなら、暗黒の魔女の宅急便が笑みをみせながら、「79.509」付近で買いをまちかまえているかもしれないのは今もかわらないからだ。

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